赤ちゃんには1日に何度も授乳します。
少し大きくなっても食事の時間は一定していません。
そうすると1日3回食後服用という指示では、不適当な場合があります。
子どもの薬は、ほとんどが胃に対する負担はそれほどありませんので、食事をしたかどうか、食事の前か後かということは、あまり気にする必要はないのです。
それよりも朝起きてから寝るまでの時間を均等に分けて薬を飲む間隔を一定にするやり方をおすすめします。
特に乳児では、ミルクを与える直前に飲ませるといいでしょう。
授乳の直前ですと、おなかがすいているので味にかまわず飲んでくれます。
赤ちゃんの主食であるミルクにまぜたり、乳首の先につけたりして飲ませてはいけません。
だんだんミルク自体が嫌いになってしまいます。(薬の中には混ぜていいものもあります)
赤ちゃんが食べきれない量の食べ物に薬をまぜてしまうと、残してしまった場合に1回分の薬を飲んだことに なりません。食べきれる量だけ取り分けて。
時間がたつと薬の成分が変化したり、苦味がでるものがあります。